アクリアデンタルクリニックの多田院長先生と講演
ブログの更新をだいぶしていなかったです。
先日、東京立川にあるぜんしん整形外科立川スポーツクリニックで講演をさせていただきました。
今回は非常勤で勤務するアクリアデンタルクリニックの多田院長先生とのコラボ講演です!
歯科院で勤務していると、頚部、腰部、膝痛などの訴えを持っている症例の方も多く来院されます。
このこと自体に違和感はないのですが、稀にRed flagの症状を持っている症例の方が来院することを経験します。
例えば顎関節症症例で頚部痛を併発している症例を例に出します。
評価をして顎関節からの関連痛であれば歯科院での治療になり、症例に合わせて咬合、スプリント治療、身体の治療は私の顎関節の理学療法治療になります。
評価で大切なのは症状が顎口腔から末梢に出る下行性なのか、逆の上行性なのかです。
これは大きな評価・治療のポイントになります。
話を戻しますが、顎関節症症状と頚部痛があり、頚部由来と評価ができた場合、且つ頚部神経症状や所見をとれる症例の方が稀にいます。
この場合は、歯科医師と相談し医師の診断や画像診断の必要性を説明する場面があります。
勿論、逆のパターンも十分ありますが、理学療法士の理解、そして医師の理解が必要になります。
理学療法士が顎口腔の知識を得ると、この鑑別評価ができる唯一無二の職種になると私は考えています。
今回の例では、勤務する歯科医院から近隣で紹介できる施設を探す必要がありました。
たまたま受講生で優秀な世良田先生が勤務する整形外科があり、相談したところ企画をしていただきました。
ぜんしん整形外科理学療法士の世良田先生には改めて感謝しています。
お陰様で当日の光景は、私は一生忘れないものとなりました!
整形外科クリニックで歯科医師が講演する、なかなかない光景ではないでしょうか?
こういう光景を増やしていけたら良いなぁとも思えることができました。
私は歯科医師と理学療法士を繋ぐのも、私の役割の1つだと勝手ながら思っております。
歯科医師と理学療法士の名刺交換!素敵です。
ご参加いただいた先生方、ぜんしん整形外科の優秀な理学療法士の先生方に御礼を申し上げます。
p.s
5分前まで当日の参加者を知らされていなく・・・
会場を見たら、一般参加で私の中では大切な受講生が2名参加してくれました。笑)
お陰様で整形外科という会場、世良田先生含めた受講生3名でホーム感が溢れました。
ありがとうございました!